<サッカー模様>
| 2000年6月のサッカー模様です。 |
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<6月30日>
○スタニッチ、来季はプレミアリーグへ
パルマにて今シーズン後半精力的な活躍を見せていたMFマリオ・スタニッチ(28歳、クロアチア代表)のチェルシーへの移籍が決まった。個人的には獲得する方と放出する方両方の狙いがよくわからないんですが・・・多分チェルシーではポジェのバックアップ的なポジションに収まるような気がしてます。
○アーセナル、エドゥ獲得!
元横浜フリューゲルスのMFではないんです(笑)コリンチャンス所属の若干20歳の若者がベンゲル監督のお眼鏡に留まったようで、獲得の運びとなりました。ちょっと情報不足でどんな選手かわからないのですが、間違いなく外国籍選手だとは思うのですが・・・。当然のようにブラジル人です。
<6月29日>
○パルマとラツィオで大型トレード!?
ラツィオがパルマからエルナン・クレスポ(24歳、アルゼンチン代表)を獲得する見込みだ。ただし、パルマは人的補填を求めているといわれ、その候補は今の所サラス(25歳、チリ代表)とアルメイダ(27歳、アルゼンチン代表)の二人。しかしパルマの要求はセルジオ・コンセイソン(25歳、ポルトガル代表)なのだとか・・・しかしラツィオ、大物FW獲得に動くのはわかるんですが、何もアルゼンチンでなくてもいいんじゃないの?(笑)
<6月28日>
○トレセゲ、ユベントスへ!
ASモナコ所属の若手のFWダビッド・トレセゲ(22歳、フランス代表)の新天地はユベントス!トレセゲに関しては同じセリエAのラツィオやローマ、ミランも狙っていると言われていましたがなんとユベントスに決まりました、ちょっと驚きです。多分コバチェビッチ同様にタワー型のFWとしてスーパーサブ的な扱いであると思うんですが、ユーベは来季はチャンピオンズリーグ出場、昨季のUEFAカップと違って手抜きは出来ませんから起用法は難しいものになるように思います。
<6月24日>
○ロカテッリ、ボローニャへ!!!
ウディネーゼ黄金の中盤トリオの一人、トーマス・ロカテッリ(24歳)のボローニャ移籍が決まった。彼は昨シーズンの序盤はすさまじい活躍を見せてました、個人的にはとても好きな選手です!新天地ボローニャでもスタメンで出場できるでしょう、頑張れ!ロカテッリ!
○ウインターバーン、ウエストハムへ
アーセナルの元祖フェイマス・バック4の一人、左サイドバックのナイジェル・ウィンターバーン(36歳)のウエストハム移籍が決まった。アーセナルの彼の放出理由としては年齢的なものもあるのでしょうが、オーバーラップによる運動量の不足が指摘されており、近年はレギュラーとして使われていなかったのです。彼はまだ現役でやれる自信があるといい、出場機会を求めての移籍となった模様です。ウエストハムでは出場出来るのか?と言われればうーん・・・出来るのか?(笑)
○サンパイオ、ラコルーニャへ
日本のファンにお馴染みのセザール・サンパイオ(32歳、ブラジル代表)がパルメイラスからデポルティポ・ラコルーニャへ移籍することが決まった。チャンピオンズリーグでサンパイオの勇姿が見られると思うと楽しみです、はい。
<6月23日>
○エムボマ、パルマへ
カリアリに所属していたカメルーン代表のパトリック・エムボマ(29歳)のパルマへの移籍が決まった。カリアリは今季降格の憂き目に遭い、"浪花の黒豹"は新たな環境で活躍を目指す。でもパルマってタイプのストライカーでは無い気が私はすごくします。
○レアルの相手はボカ・ジュニアーズに決定!
アルゼンチンの雄、ボカがリベルタドーレス杯を制しトヨタカップにやってきます。ボカにはあのパレルモがいるんですが、トヨタカップの頃まで移籍しないでとどまっているかどうかは分からない所です。
<6月19日>
○サットン、ミドルズブラへ!
昨シーズン当初ブラックバーンから鳴り物入りでチェルシーに移籍してきたFWクリス・サットン(27歳)がミドルズブラへ移籍する事になった。前シーズンは移籍金の高さからも期待されつつなかなか結果は残せなかった。ただ、ミドルズブラはFWの層が薄く、そのため多分サットンは先発として使われるでしょう。プレッシャーを克服できるならば素質、高さ、ヘディングの強さには非凡な物がありますから、意外と活躍できるような気もします。
<6月15日>
○ペルッツィ、ラツィオへ!
スグデット連覇を目論むラツィオはGKにインテルから元イタリア代表の守護神、アンジェロ・ペルッツィ(30歳)を獲得する事が出来た。ペルッツィは今季インテルに就任したリッピ監督についていくような格好でユベントスからやってきたが、インテルからベローナにレンタル移籍されていたセバスチャン・フレイ(フランス)が大活躍し、正GKとして十分やっていける見通しがついての放出。まあ、ラツィオはいい買い物をしたように思います。
<6月13日>
○ハカン・スクール、インテルへ!
トルコ・ガラタサライのエースFWハカン・スクール(シュキュール、28歳)が来季からインテルでプレイすることになった。実はこれ、期限切れ移籍ってやつで移籍金が発生していません。ただインテルで出場機会に恵まれるのでしょうか?出場できればそこそこやれると私は思いますし、楽しみです。
<6月11日>
○ユーロ2000開幕!
オランダ・ベルギー共催による欧州選手権、"EURO2000"が開幕した。日本時間7月3日まで行われる。ここでこんな事書くのも何か変なものですが(笑)
○ピレス、レアルマドリードへ。
マルセイユ所属のMFロベール・ピレス(フランス代表、27歳)の移籍先はレアル・マドリードに決まった。ピレスは移籍先にいろんなチームが噂されていましたが、結局はレアルに落ち着きました。今のレアルのMFのポジションは意外と充実していますから、ピレスはユーティリティなサブの扱いになるのかも。
○ファリノス、インテルへ移籍。
バレンシア所属のフランシスコ・ハビエル・ファリノス(スペインU代表、22歳)の移籍先はインテルに決まった。バレンシアでは前シーズン加入してきたキリ・ゴンザレスとの左サイドポジション争いを制した程の実力の若手選手、インテルではセレーナととって替わる使われかたをされるように思います。スペイン選手の需要、国外への移籍はこのオフシーズン中まだまだあるかもしれませんね。
<6月9日>
○ユーロ2000故障者情報(なんて不謹慎な・・・)
→パウロ・ソウザ(ポルトガル代表、パルマ、29歳)が練習中軽い肉離れを起こし、開幕戦出場微妙。
→マルク・オーフェルマルス(オランダ代表、アーセナル、27歳)は練習中に故障、開幕戦は間に合う見込み
→ローター・マテウス(ドイツ代表、39歳)はリヒテンシュタインとの親善試合にて古傷の再発(太腿)、開幕戦出場微妙。
→ジャンルカ・ザンブロッタ(イタリア代表、ユベントス、23歳)は練習中に軽い故障、開幕戦出場微妙。
○リバプール、ディオムド獲得。
プレミアリーグのリバプールはフランスのオーゼールからFWベルナール・ディオムド(元フランス代表、26歳)を獲得した。リバプールは十分にFWはいると思うんですけれど、質的にも量的にも。未来のイングランドの2トップと呼ばれる二人(オーウェン、ヘスキー)を抱えているのにこの補強は何なんでしょう?ティティ・カマラやはたまたロビー・ファウラーあたりに放出のめどがついたのか・・・考え過ぎか。
<6月7日>
○オフェルマルス、ラツィオに移籍!?
ラツィオがオフェルマルスに高額のオファーを出し、アーセナルフロントが交渉に応じてしまったもの。ラツィオはネドベドのバックアップとしての(彼は外国籍扱いの選手な為かも?)補強だと思われますが、オフェルマルスは選手としてすでにシーズン中に"残留"の意志を示しており、フロント主導で話が進んでしまっている。私はアーセナルファンとしてこの話の決裂を祈っておりますが、普通こういう形になったら移籍がほぼ固まってしまっていたりするんですよね・・・。また、アーセナル→ラツィオの関係は皆さんご存知のように去年アネルカの移籍で噂になった関係でして、今回もまた理不尽な御破算という2度目の轍を踏むような真似はちょいと考えにくいです・・・(T-T)
○オリセー、ドルトムントへ。
ユベントスの守備的MF、サンデー・オリセー(ナイジェリア代表、25歳)のボルシア・ドルトムントへの移籍が発表された。ユベントス側としては同ポジションのタッキナルディの台頭(ダービッツは別格)やオニール、コイスなどMFの補強で明らかに不要になった筈で、ドルトムントの場合は前シーズントーマス・ヘスラーの抜けた穴が埋まらなかったあたりを考慮した補強ではないかと思われます。そういやドルトムントには同じナイジェリアのイクペパもいますしね(まだいるよね?どうなんだろ?)。オリセー自体はW杯のパフォーマンスを見るからに潜在能力はズバ抜けていることは周知の事実なんですが、いかんせん戦術的理解力が弱いような話も聞きます。ちょっとユベントスも手放すには勿体無い気もするんですが、仕方ないかな?
○ハジ、負傷していた!
ユーロを直前に控えていますが、ルーマニアの指令塔ゲオルゲ・ハジ(ガラタサライ、35歳)が足の軽い肉離れを起こしている事が明らかになりました。初戦のドイツ戦の出場は微妙だということです。仮に中途半端な状態で出てきた所でイェミレースにガリガリ削られるんですから(笑)、とりあえず完治を目指すのが得策だとは思うんですが・・・。
○ハッサン国王杯、フランス優勝!
決勝はフランスvsモロッコでしたが、アウェーもなんのその、5-1で圧勝です。得点者はアンリ、ジョルカエフ(PKです)、デュガリー、アネルカ、ヴィルトールがそれぞれ1ゴールずつでした。この試合でアネルカが1トップに近い形で先発フル出場してます。
<6月6日>
○エメルソンMVP!
ドイツ・ブンデスリーガの今季のMVPプレイヤーにレバークーゼンのエメルソン(ブラジル代表)が選ばれた。レバークーゼンは最後の最後でリーグ優勝を逃したが、優勝争いの原動力として評価されたもの。彼はイタリアセリエAのASローマへの移籍が決まっている筈なのですが、今後の動きはどうなのでしょう?注目です。
○ドイツ代表情報
ユーロ2000に向けてドイツは負傷者が続出していたが、開幕までにマテウス、キルステン、イェミレースの3人が間に合う、試合を戦える状態になると発表した。やはりこの選手たちの復帰は大きい筈です。
○エスパニョーラ昇格チーム決定!
スペイン2部リーグの全日程が終了し、来季の昇格チームは優勝したラスパルマスとビジャレアル、オサスーナの3チームに決定した。私はこの3チームの名前は当分覚えられそうにありません(笑)
○U-21欧州選手権はイタリアV!
イタリアの今回のU-21なんですが、事前からかなり強いと評判でした。それを証明するような優勝です。実際選手の中にはセリエAにてレギュラーの地位を獲得している選手も少なくなく、ここからスターがぞくぞくと誕生しても不思議ではありません。GKのアッビアーティはフル代表の招集を受けましたし、五輪もこのままのメンバー構成だそうですから見守っていきましょう!
○ウクライナはディナモV!
ウクライナリーグであのチャンピオンズリーグの常連(!?)ディナモ・キエフが優勝を決めました。このチーム、国内ではどうしようもなく強く、創設8年目で8連覇(笑)なんです。シェフチェンコやレブロフ、ルズニーといった選手は欧州のビッグクラブに移籍しましたが、彼らに続く選手は出てくるでしょうか?
<6月5日>
○主な親善試合結果(左側がホームチーム)
ドイツ3−2チェコ
ノルウェー1−0イタリア
マルタ1−2イングランド
デンマーク2−2ベルギー
スウェーデン1−1スペイン
ルーマニア2−0サウジアラビア
○ブッフォン左手骨折!
ノルウェーとの親善試合にてイタリア正ゴールキーパーのブッフォン(パルマ、22歳)が試合中横っ飛びの勢いでゴールポストに左手をぶつけて複雑骨折してしまった。全治1ヶ月の見込みで欧州選手権の出場は絶望。替わりにアッビアーティ(ACミラン、22歳)が招集された。もし、もしですがトルドに何かあったらアッズーリはしゃれになりませんが・・・。
<6月4日>
○来季のセリエA開幕日程変更
変更があったのはセリエAとリーガ・エスパニョーラ。セリエAは10月1日開幕、スペインリーグは9月10日開幕と決まった。通常より約1ヶ月遅い開幕になるが、これはシドニー五輪にヨーロッパ枠でイタリア、スペインが出場を決めたための処置。尚、欧州カップ戦の日程も発表されたが、こちらは今季とほとんど変更はされていないため、イタリア、スペインのカップ戦参加チームは思わぬ所で過密日程になってしまう可能性が出てきた。
<6月3日>
○プティ、来季もアーセナル!!
→アーセナルのMFエマニエル・プティ(フランス代表、29歳)がここに来て一転残留を表明した。アーセナルファンとしましては、これで来年への希望が出てきたといっても過言ではありません!よかったよかった・・・。
<6月2日>
○主な移籍情報。
→FWバティストゥータ(アルゼンチン代表)
フィオレンティーナ→ASローマ
→GKファビアン・バルデス(フランス代表)
モナコ→マンチェスター・U
→FWハッセルバインク(オランダ代表)
アトレティコ・マドリー→チェルシー
→バティの移籍がローマにとって的確な補強と言えるかどうかは?マークをつけざるを得ません。バティ個人が突出したストライカーであることに異論はありませんが、もとよりイタリア国産の攻撃トリオ(モンテッラ、デルベッキオ、トッティ)を擁していて、これ以上を望むのならもっと他に補強すべきポイントがあるような気がするのですが。ただ一方ではラツィオにならってローマも先月株式を上場したのですが、その株価の活性化を狙ったものであると言えなくもないです。バティの加入で現勢力のセリエA最高のゴール決定率を誇るFW、モンテッラはどうやら他チームに移籍する事になりそうです。
→プレミアシップ王者マンチェスター・ユナイテッドが懸念されていたGKをついに補強しました。W杯優勝のGKを獲得出来たのですから、これでほぼ万全と言えるのでしょう。リーグでは圧倒的な強さを見せつけて優勝した王者ですら貪欲に選手を補強する、この姿勢と意欲は買えます。
○イングランド代表情報
→親善試合:イングランド2-0ウクライナ(イングランド・ウェンブリーにて)
前回の親善試合で負傷したレイ・パーラー(アーセナル)はユーロ欠場の見込み。また、怪我を抱えるジェイミー・レドナップ(リバプール)もユーロは見送る事になる。また、ユーロ登録の段階でDFリオ・ファーディナンド(ウェストハム)、FWアンディ・コール(マンチェスター・U)がメンバーから漏れた。
○ザマー、ドルトムント監督に!
→ドイツの名門チームドルトムントは来季からマティアス・ザマーを監督に据える事になった。ザマーは1996年の欧州選手権ドイツ優勝の立役者であり、その年に欧州最優秀選手も獲得している。ここ数年は膝の故障で長期離脱を余儀なくされていた、本人は現役にかなりの執着があったようですが、復帰はとうとう叶わなかった。