<サッカー模様>
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2000年7月のバックナンバーです。 |
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<7月30日>
○ロビー・キーンがインテルへ!!!
これは驚きです・・・イングランドプレミアリーグのコベントリーに所属し昨シーズンセンセーショナルなデビューを飾った若きFWロビー・キーン(20歳、アイルランド代表)がイタリアセリエAのインテル・ミラノに移籍する事が決まった模様です。筆者は個人的にロビー・キーンの大ファンでして、何で前途洋々の彼がよりによってインテルなんか行かなくてはいけないんだ、とショックを隠せません。まあ、頑張って欲しい、です。しかしよくストラカンは放出を認めましたね・・・お金の力って怖いですね。
<7月29日>
○レドンド、ACミランへ!
レアル・マドリード所属のMF、貴公子ことフェルナンド・レドンド(31歳、アルゼンチン)がセリエA、ACミランに移籍する事がついに決まりました。詳しくは掲示板をご覧ください (笑)・・・レドンドはレアルにて数多くのタイトルを手にした功労者であり、レアルにとっては欠かせない選手のような気もするのですが、先日のフィーゴの移籍にかかったお金の回収といったところでしょうか?また、ミランは中盤の層が確実に厚くなった事は事実です。それなりとはいえ、いい補強といえるのではないでしょうか?
○バルセロナ、オフェルマルスとプティを獲得
バルサはイングランドプレミアリーグのアーセナルからMFマルク・オフェルマルス(27歳、オランダ代表)とMFエマニエル・プティ(29歳、フランス代表)の二人を獲得しました。バルセロナは会長が替わり、大リストラを宣言したばかりなのですが・・・この二人を軸に、ということなのでしょうか?アーセナルにしてみれば怪我で満足にシーズン通してプレー出来ない二人を放出した事になるんですけど、果たして彼らの穴は埋まるのでしょうか?バルサの補強はまだまだ続きそうですね。
○デシャン、バレンシアへ
フランス代表キャプテンMFのディディエ・デシャン(31歳、フランス代表)がバレンシアに移籍する事が決まりました。この移籍はデシャン本人の希望によるものらしく、移籍金も約4億円弱と大変小額なのです、彼ほどの選手にしては。やはりワイズとの共存は難しかったのでしょうか?あれほどイングランドは居心地がいいなんて言ってたくせに・・・デシャン・・・。しかしバレンシア、デシャンのスピードを考えると、どういう使い方になるんでしょうね?興味あります。
<7月28日>
○ジェラルド(ゲラルド、ヘラルド)・ロペス、バルセロナへ!
昨シーズンのチャンピオンズリーグにてラツィオ相手にハットトリックを達成して一躍名前が売れたバレンシアのMFジェラルド・ロペス(21歳、スペイン)のバルセロナ復帰が決まりました。彼はてっきりACミランに移籍するもんだと思っていましたが・・・。以前放出された古巣への凱旋という形になりました。バルセロナ、まだまだこれから移籍ニュースがあるのでしょうが、とりあえず第1弾といったところでしょうか?
<7月27日>
○ミロセビッチ、パルマへ。
スペインのサラゴサに所属していたサボ・ミロセビッチ(26歳、ユーゴスラビア代表)がセリエAのパルマに移籍する事が決まりました。パルマは先日のクレスポの放出によりFW獲得の必要がありましたし、いい補強といえるのではないでしょうか?これによりパルマはアモローゾ、エムボマ、ディ・バイオなどなど取りあえずは駒が揃ってきた感じです。しかしイメージとしてはクレスポとキエーザのコンビに強烈なインパクトがあったような・・・いまさらこんな事言ってもしょうがないですけど。
<7月25日>
○フィーゴ、驚きのレアル移籍!
ルイス・フィーゴ(27歳、ポルトガル代表)がバルセロナからレアル・マドリードに移籍する事が正式に決まりました。発生した移籍金は推定で62億円、これも先日のエルナン・クレスポの評価額を抜いて世界最高額です。しかも背番号は10、以前ミカエル・ラウドルップが付けて以来のレアル伝説の番号を背負う事になりました!レアルはアネルカやバリッチの放出でこの移籍金を補ったという事なんですが・・・よりによってバルセロナから選手を獲得するとは・・・驚き以外の何物でもないですよ!レアルは本当に楽しみなんですが・・・バルセロナ、大丈夫なんでしょうか?この移籍は今後後々まで尾を引く事でしょう。
<7月24日>
○アネルカ、古巣パリサンジェルマンへ!
レアル・マドリードの問題児ことニコラ・アネルカ(21歳、フランス代表)のパリサンジェルマンへの移籍が正式に決まった。レアルにしてみれば膨れ上がっている借金を少しでも回収しようという意図があるらしいのですが・・・私が思うにそんな借金をコツコツ返すようなクラブではないはずです(笑)。むしろ、まだまだ大物選手の獲得を目指しているんじゃないか・・・ジダンか?(笑)一応フィーゴも獲得したとか聞きますしね、このフィーゴネタはちゃんと裏が取れたらその時にちゃんと報告します。しかしアネルカ、フランスなら存分にやれるでしょう!もともと潜在能力は世界トップクラスのものを持ってますし、精神的にも先発が確約されているような環境の方が彼にとってはいいかもしれません。明確な結果を期待したいですね。
<7月21日>
○ザホビッチ、バレンシアへ!
ユーロで活躍した組の中では光っていたFWザホビッチ(29歳、スロベニア代表)がオリンピアコスからスペインのバレンシアへ移籍することが正式に決まった模様です。以前のバレンシアの顔であったクラウディオ・ロペスの穴が埋まるというような期待は正直行き過ぎでしょうが、もう1年チャンピオンズリーグでバレンシアが旋風を起こす為には彼の活躍が必須でしょう!ザホビッチ本人もチャンピオンズリーグではポルト所属時代に経験してますし・・・バレンシアが楽しみです!
<7月18日>
○ヌーノ・ゴメス、フィオレンティーナへ!
先だってのユーロで4ゴールを挙げ、センセーショナルを巻き起こしたと言っても過言ではないヌーノ・ゴメス(24歳、ポルトガル代表)が来季はフィオレンティーナに活躍の場を移す事になりました。(ベンフィカからの移籍です)彼はユーロ2000のフランス戦に於いて審判への暴行で今後何試合かのUEFA主催試合の出場停止処分に科されていましたが、そのデメリットを差し引いてもオファーが殺到するほど人気があったようですね。ところでポルトガルって国は今オフいやに大物級選手の放出が目立つんですが、経済的によくない事情でもあるんでしょうか?・・・因みにこの情報はある方が提供してくれました、どうもありがとうございます。引き続きよろしくお願いします (笑)
○ガッザ、エバートンへ!?
大昔は明らかに天才プレイヤーだった・・・(笑)ガッザことポール・ガスコイン(35歳ぐらいでしたっけ?、元イングランド代表)がミドルズブラからエバートンに移籍する見込みです。彼がまともだったなら、イングランドもユーロ予選敗退なんてことはなかったように思うんですよね・・・でも昔の彼を見たことがなくて、今の彼を見ているファンには「嘘をつくな!!!」と怒られてしまいそうですが (笑)。しかしこれ、なんとなくですがエバートンが欲しがったというよりミドルズブラが放出したがったという感じに見受けます。なんとか頑張って欲しいものですが・・・。
<7月17日>
○ハインリッヒ、ドルトムントへ。
フィオレンティーナ所属の左サイドMFヨルク・ハインリッヒ(30歳、元ドイツ代表)が来季はドルトムントへ復帰する事が決まりました。ハインリッヒ、前シーズンはチャンオピオンズリーグのグループリーグなんかではいい動き見せてましたが、ユーロ予選のドイツ代表から漏れた後はいまいちぱっとしませんでしたか・・・。
○フラメンゴ大型補強!
このページは一応欧州サッカーがテーマだったりするんで本来は関係無い記事なんですが・・・この度バックにナイキをつけたフラメンゴが怒涛の補強を見せてます。欧州的にはアトレチコのDFカルロス・ガマーラ(29歳、パラグアイ代表)やベティスの天才だった(笑)ドリブラーFWデニウソン(22歳、ブラジル代表)などを獲得してます。南米のチームがこんなに大規模にヨーロッパの選手を買い戻すのは凄くまれだと思うんですよ、逆なら良くある話なんですが・・・おそるべしナイキ(笑)
○ゼンデン、ラツィオへ!?
バルサのユーテリティ左サイドにて先程のユーロではいい活躍を見せたボウビデン・ゼンデン(23歳、オランダ代表)のラツィオ入りがほぼ確実になってます。いやー本当にラツィオは層が厚くなった!で、この話はバルセロナがゼンデンの替わりにイングランドのアーセナルからマルク・オフェルマルス(27歳、オランダ代表)を獲得するという話になってまして・・・。どうなるんでしょう?
<7月16日>
○バレロン、ラコルーニャへ。
2部落ちしてしまったアトレチコ・マドリード所属のMFファン・カルロス・バレロン(25歳、スペイン代表)のデポルティポ・ラコルーニャへの移籍が決まりました。ラコルーニャは前期の優勝チームですが、チーム方針がスペイン人による純血を目指すという事で、その点では最高の補強が出来たのではないでしょうか?ラコルーニャはアトレティコからあとGKフランチェスコ・モリーナ(29歳、スペイン代表)とDFホアン・カプデビジャ(22歳、スペインU代表)の二人も獲得している。これによって、ラコルーニャのMFフラビオ・コンセイソンの放出はほぼ確実になったのかもしれません。
○リバプール、バーンビーを獲得!
リバプールは同じプレミアリーグのエバートンからMFニック・バーンビー(26歳、イングランド代表)とMFジョン・コリンズ(32歳)を獲得した。エバートンにとっては不動の両アウトサイドの放出は痛恨でしょうが、これも中小規模チームの悲哀なのでしょうか?一方リバプールはちょっと人材がだぶつき気味のように映るんですが・・・さて、名将ウリエ監督の腕の見せ所、どうなるのでしょうか?
<7月13日>
○ラツィオ、大型補強!
以前ここでも取り上げた事があったんですが、ラツィオはパルマからFW
エルナン・クレスポ(25歳、アルゼンチン代表)を獲得しました。獲得に当たってラツィオは人的補償として
マティアス・アルメイダ(27歳、元アルゼンチン代表)、
セルジオ・コンセイソン(25歳、ポルトガル代表)の二人と金銭を支払い、評価額ながらクレスポは去年のビエリを抜く世界記録額での移籍という事になりました。
さらにウディネーゼからはステファノ・フィオーレ(25歳、イタリア代表)とジュリアーノ・ジャンニケッダ(25歳、イタリア代表)をも獲得した。ただし向こう1年はウディネーゼにレンタルの形で残るため、正式にラツィオのユニフォームを着るのは来年からという事になります。スクデットを獲ったばかりのラツィオ、早くも黄金期を築かんとするような勢いなんですが、そんなに素直に事が運ぶでしょうか?・・・ふふふ・・・(笑)
○ムニティス、レアルマドリードへ!
サンタンデール所属のFWペドロ・ムニティス(25歳、スペイン代表)がレアルに移籍する事になりました。ムニティスは先だってのユーロ、ユーゴ戦後半から出場してゴールを決め、フランス戦には先発出場するなどして目立ってましたよね。今度は所属チームでラウールと組む事になるんでしょうか?しかし、これはもうアネルカ要らないという事なんでしょうね・・・来週にはいろいろはっきりするでしょう。
○サットン、スコットランドへ。
チェルシー所属だった
クリス・サットン(27歳、元イングランド代表)の移籍先は
以前ミドルズブラだと取り上げたのですが・・・どういうわけか知りませんがグラスゴーCに行くんだそうです。サットンを見ていると巨人軍の清原とダブって見えてしまうのは私だけでしょうか?デカイし。
<7月12日>
○アネルカ、パリサンジェルマンへ?
レアル・マドリードはチームの困ったフランス人ことニコラ・アネルカ(21歳、フランス代表)をパリ・サンジェルマンに売却するという仮契約を済ませたらしい。アネルカにしてみればこの移籍が決定したなら散々嫌がっていた古巣に凱旋する事になるんですが・・・まあ、以前はレギュラーとして使われなかった不満が爆発したというものでしたから、今度は使ってもらえそうな気もしないでもないんですが。とにかく、トヨタカップでアネルカの勇姿を見る事はかなわないみたいですね・・・その前にトヨタカップも果たして日本でいつまで開催出来るのかも疑問ですけれど。
○移籍情報
ジョルディ・クライフ(26歳、元オランダ代表、あのクライフの息子さん)はマンチェスター・ユナイテッドからアラベス(スペイン)へ移籍。
アドリアン・ムトゥ(20歳、ルーマニア代表)はインテルからベローナへ移籍。
<7月8日>
○オランダ代表監督にファンハール!
オランダ、ユーロ準決勝敗退の責を取って辞任したライカールトの後任は前バルセロナ監督のルイス・ファンハールになることが決まった。ファンハールはバルセロナでもリーグ優勝にチームを導いており、またオランダのアヤックスを率いた際には欧州チャンピオンズリーグも制している。
→オランダに"勝てる監督"がやってきました。ファンハールは今の代表選手のほとんどを以前に指導していた経験があり、また実績も十分にあります。オランダは強くなるなぁ、というのが私の実感です。
○イタリア代表監督にトラパットーニ!
下に書いてある流れの続きになるんですが、トラップさんなんです、はい。そして上記と比べると、勝てる監督かどうか・・・昔ユベントス等にて何度もスクデットを手中にしてるトラップ、"勝てた監督"でなければいいのですが。
<7月7日>
○ゾフ監督辞任!
イタリア代表監督のディノ・ゾフさんがユーロ決勝戦の敗戦の責を取る格好で辞任する事が決定した。正確にはサッキや特にミラン会長のベルルスコーニに采配を批判された事に激怒しての辞任ということらしいです。後任はまだ決まってないが、今退屈しているであろう(笑)トラパットーニさんの名前が挙がっているのだとか。
→今回のユーロにてイタリアの躍進の立役者はゾフだったと私は見ていたのです。だから個人的にはこのニュースはとっても残念なんです。いくらでも修正出来る点があって、これから修正していけばイタリアは最高に強くなるんじゃないかと思っていたんですけど。つまり、上積みがあったって事なんです。「ジダンにマンマークつけなかったから負けた」という批判内容でしたが、マンマークをつけなかった事でフランスの裏を掻く事が出来たのだし、序盤はだいぶ中盤を支配出来たのと違いますかね?まあ、トラパットーニさんにはそれほど期待出来ないのが残念です・・・ほんと、個人的にですが。
○2006年ワールドカップはドイツで!
FIFA理事会の投票の結果、モロッコや南アフリカ、イングランドのライバルを差し置いてドイツが2006年ワールドカップの開催権を獲得しました。ワールドカップというのは今までヨーロッパ以外の国で2大会連続開催されてないなんて事実があるんですよ。(つまり、2回に1回はヨーロッパとも言えますね)さてドイツは言い方変えれば2006年の出場は安泰なんですけど、問題は2002年。今のままでは出場が安泰とは言えませんよね(私は実は同グループのイングランドがかなりまずいと思ってますが)。今回の決定はドイツにとっていいモチベーションになるもんだと思いますし、それなりに若手にいい刺激になるとも思うんですよ。多分。
<7月5日>
○ピレス、やっぱりアーセナル!
私、先月ここでピレス(27歳、フランス代表)はレアル・マドリードに行くなんて書きましたが、2転3転の末新しいチームはどうやらアーセナルになります。先だってのユーロでは決勝ゴール、お膳立てしましたね、ピレス。
<7月4日>
○ドイツ監督にルディ・フェラー!
フェラーってのはワールドカップイタリア大会でオランダのライカールトに唾引っかけられて報復してレッドカード貰って退場して決勝戦えなかった、あのFWです。はい。
○ラパイッチ、トルコへ
ペルージャでお馴染みのミラン・ラパイッチ(26歳、クロアチア代表)がトルコのフェネルバチェに移籍する事になった。ガウチさん、相変わらずやりますね。マッツォーネさんが可哀相です。
<7月3日>
○ポルトガル選手に制裁下る
先日のユーロセミファイナル、フランスvsポルトガルの試合にて終了間際に故意でないハンドを巡ってポルトガル選手が主審に猛抗議しました。その際に審判に暴行したという事でアベル・サビエル、ヌーノ・ゴメス、パウロ・ベントの3選手に半年から9ヶ月のUEFA主催試合出場停止という極めて重い、厳罰が下った。このUEFA主催試合というのはすでに始まっているワールドカップの予選やチャンピオンズリーグ、UEFA杯などであり、ポルトガル代表としては主力3人を欠いて戦わなくてはならなくなった。また、今大会でブレイクした一人であるヌーノ・ゴメスはいろんなチームが獲得に注目していたが、この制裁で獲得を見送るクラブが出てくるような気がします。
しかし余談ですが、日本のプロ野球でもこんなシーン見かけますよね。私もこのシーン、見ていたのですがそんなに派手に殴り合ったわけでもないのに後日談では審判が負傷したというのです。それぐらいで負傷するような審判じゃ逆にまずいんじゃないか?なんて思ってしまうんですよね、こういうシチュエーションでは。実に不謹慎ですが。
<7月2日>
○ガラタサライ、大型補強!
昨シーズンのUEFA杯覇者でトルコリーグのチャンピオンチームであるガラタサライが大物FW2人を移籍獲得する見込み。その2人はアレン・ボクシッチ(30歳、クロアチア、元ラツィオ)とマリオ・ジャルデウ(27歳、ブラジル、元FCポルト)。先日ガラタサライの目玉ストライカーであったハカン・スクールがインテルに放出された穴埋めと言えそうです。
→私はこのニュースにとにかく驚きました。発信元がトルコということもあってまだ信用できない部分があるんです。ボクシッチの移籍はある程度わかるんです。フル出場がしたいボクシッチはラツィオの事情で(外国籍枠選手扱いというのも関係)思い通りプレーすることが出来ず、エリクソン監督と揉め事を起こした事もありましたし、新天地に新たな期待を賭けるのもわかるんです。問題はジャルデウの方で、驚異の決定力(ヘディングは世界屈指でしょう)を持ち、ポルトガルリーグ4季連続得点王、チャンピオンズリーグのトップスコアラーをどうしてFCポルトは手放してしまったのでしょう?確かに彼は「もっとビッグなチームでプレーしたい」と言ってはいたのですが、何もガラタサライでなくてもいいように思うのですが。あくまで個人的にですが、ジャルデウっていうのは本当に欧州では屈指の、ナンバー1のFWと言ってしまっていいほどのプレイヤーだと思うんですけどねぇ・・・。