マンチェスター・ユナイテッドの頼れるセンターバック、ヤープ・スタム（28歳、オランダ代表）がアキレス腱を故障し、手術が必要であることが判明しました。来年頭までは試合に出場できない見通しです。これはマンチェスター・ユナイテッドにとってもオランダ代表にとってもバッド・ニュースですね。替わりがそうそういませんから・・・。マンチェスター・ユナイテッド、ちょうどこれからチェルシーやアーセナルといった強豪との試合のスタート、不安を残す格好になりました。ちなみにマンチェスター・ユナイテッドってなぜセンターバックに故障が続発するのでしょう？どうでもいいか。しかし、サッカー界のアレキサンダー・カレリン(笑)が故障するなんて。人は見掛けによらないものです。

依然移籍先が決まらずに注目されているロベルト・バッジョ（33歳、元イタリア代表）の新天地はどうやら今季セリエAに昇格したブレッシアになる模様。実際、正式決定まであとはバッジョ本人の了解待ちの状態だとか。ブレッシアは監督があのカルロ・マッツォーネさんですから、多分以前の中田同様バッジョは大歓迎でしょう！さて、どう決まりますか・・・。

チャンピオンズリーグ初戦、シャフタル・ドネツクvsラツィオの試合にてラツィオのDFシニシャ・ミハイロビッチ（31歳、ユーゴスラビア代表）が相手と接触して顔のあご付近を骨折しました。全治には1ヶ月弱かかる見込み。まあ、ミハイロビッチの性格を考えると強行出場してもおかしくないのですが、もし休場した場合彼の替わりとなるとちょっと落ちるのもまた事実です。なお、試合はラツィオがアウェーながら３−０で順当に勝利しています。

詳しい事は私もよくわからないのですが、チェルシーのビアリ監督が前半戦の成績不振（？）などの理由から更迭された模様です。次期監督の座はまだ決まっていないようで、就任当時のビアリと同じようにプレイングマネージャーの形でゾラないしデニス・ワイズの名前が現時点では噂されています。驚きです。この時期の更迭は何もいいことないと思うんですが・・・。

アストンビラに今季鳴り物入りで加入したFWリュク・ニリス（33歳、ベルギー）が先日のイプスイッチ戦で相手選手と交錯して右足を骨折してしまいました。かなりの重傷でもう現役生活は無理かもしれないと言われているほどです。ニリス、開幕2試合目ではワールドクラスの素晴らしいダイレクトボレーなんかも放っていたのですが・・・ビラは痛手になりそうですが、これでようやくジノラがスタメンで出てくる事になるのでしょう・・・。

昨日の文章の訂正です。アジャラは確かにバレンシアに移籍しますが、実際はアルゼンチンのリバープレートに一年間レンタル移籍され、2001〜02シーズンから正式にバレンシアに合流します。

ACミランのセンターバックとして活躍してたDFロベルト・アジャラ（27歳、アルゼンチン代表）がどうやらバレンシアに移籍する事になりそうです。言える事は3つ。1つはバレンシアのユーゴ代表ジュキッチにもさすがに衰えが見られてきたのかな？という事。2つにはミラン、これで今季新加入のホッキ・ジュニオールには頑張ってもらわないといけなくなりました。駄目でした、では済みません。ミラン的にはそんなに層の厚いポジションではありませんから。3つ目はザック（ザッケローニ、ミラン監督）、いよいよ3バックフォーメーションに腹を括ったと言った所でしょうか。やはりザックはこのフォーメーションの方がいいでしょう。一応一昨年はこのシステムでスクデット奪取しているのですから。

！の数からいっても書き手の気持ちが伝わるのではないのでしょうか (笑)ナイジェリア五輪代表へオーバーエイジでの招集を受けていたアーセナルのFWヌワンコ・カヌー（24歳、ナイジェリア代表）はどうやら正式に代表辞退する模様です。文書で不参加の旨を伝え、でもナイジェリア協会も諦めず、この問題は2転3転としていたのですが、ようやく落ち着く模様です。アーセナルにとってはカヌーを送り出してしまうとプレミアリーグで5試合、チャンピオンズリーグで3試合の計8試合を彼抜きで戦わなくてはいけないのです、断るのも当然でしょう！ただ、協会側が強行登録なんて話もあるようですが・・・。ちなみに、同様にチェルシーのババヤロは逆に行かせてもいいんじゃないでしょうか！(笑)若手のためにもなるような気がしますし・・・これって身勝手でしょうか？

そろそろセリエAのお気に入りのチームの状況が気になる頃ですが、ローマの偉大なる新戦力FWバティことガブリエル・バティストゥータ（31歳、アルゼンチン代表）が地元アルゼンチン代表の合宿中に故障してしまいました。全治は不明ですが、だいたい1ヶ月ぐらいは戦列を離れる模様。古傷の膝だけに心配です。そしてローマのセリエA開幕に間に合うかどうかは微妙ですが、UEFA杯などは欠場の見込み、選手層が今季は厚いということが、早くもここで効果を発揮しているように思えます。

バルセロナのオランダ人離れは止まりません。DFビンストン・ボハルデ（29歳、元オランダ代表）がチェルシーへ移籍することになりました。バルセロナにとってはあとはフィンランドのヤリ・リトマネンが構想外とかでどこに移籍するのか注目ですが・・・。さて、チェルシー。ボハルデは一応センターバックですから、果たして誰のバックアップなのか・・・一応デサイー、ルブーフ、メルキオットと一見必要無いようにも見えるんですが、どうしても問題児ルブーフを睨んでのものじゃないか、と疑ってしまうのは私だけでしょうか？

バルセロナ新監督のフェレールさんは今までのオランダ人中心でなく、スペイン国内の若手を育てて地元ファン（セシオ）に愛されるチーム作りを目指す、と豪語なさっていますが・・・そのせいか、バルサは移籍がまだまだ活発です。まず、MFロナルド・デブール（30歳、オランダ代表）が放出されました。移籍先はスコットランドのチャンピオンチーム、グラスゴーレンジャースです。そしてDFフレデリック・デウ（27歳、元フランス代表）をパリ・サンジェルマンに放出、そしてラツィオからイヴァン・デラペーニャ（24歳、イタリア）をレンタルで獲得しました。しかしデラペーニャ、去年はラツィオとはいえずっとフランスのマルセイユにレンタルされていたんですよね、昨季のマルセイユのことを考えると死神にならなければいいのですが (笑) 尚、移籍がいろいろと噂されたゼンデンですが、結局残留に向かう模様です。ビオラとラツィオ、残念でした！

今やウェストハムの大黒柱と言っても過言ではないFW兼MF、パオロ・ディ・カーニオ（32歳、イタリア）が先だっての試合で審判に暴言を吐いたという事で3試合の出場停止が科されました。今季からプレミアリーグは審判に対するアクションを厳しく取るということになったのですが、それにしてもペナルティでお世話になるのはみんな外国人・・・このままでは他からやってくる外国人から魅力あるリーグに見えなくなってしまうかも。ウェストハムは一応、大変です。