<サッカー模様>


回るサッカーボール! 2000年10月のバックナンバーです。
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<10月20日>

○ジョージ・ウエア、マルセイユへ移籍!

先日マンチェスター・シティーを退団した元バロンドールならびにFIFA最優秀選手のジョージ・ウエア(34歳、リベリア代表)の新天地はフランスディビジョン1の名門マルセイユになりました。本人はイタリアでのプレーを希望したそうですが、契約内容でマルセイユが圧倒した模様です。現在凋落の一途をたどっているマルセイユ、ウエアは救世主になれるのでしょうか?
○フラン、長期離脱!
デポルティポ・ラコルーニャの中盤のエース、フラン(31歳、スペイン)が故障による手術の関係で半年間チームから離れる事になります。これは痛い。ラコルーニャ、あのサンパイオが頑張ってはいますけどね・・・レアルに完敗したあたりでやはりフランの影響力は大きいのかな?と私なんかは思ってしまうのですが、どうでしょう?

<10月18日>

○またもラツィオとパルマで交換トレード!?

今季DFにコンバートされた筈のパルマ所属ディノ・バッジョ(29歳、元イタリア代表)がラツィオへ移籍する事となりました。その替わりなのかどうかは知りませんが、ラツィオのユーティリティーDFネストロ・センシーニ(34歳、アルゼンチン代表)がパルマに出戻りする格好で戻る事になりました。この移籍、トレードだとしてどういう意図があるのかよくわからないのですが・・・。(正直ここに書く程のニュースではないと思ってました)因みにラツィオとパルマの移籍って多いですよね!?私が思い付くだけで・・・クレスポ、ベーロン、コウト(以上現ラツィオ)、アルメイダ、ディ・バイオ、セルジオ・コンセイソン、フゼール(以上現パルマ)、そして今回のセンシーニとディノ・バッジョ。なんかごっちゃになりますね・・・気のせいかな?

<10月17日>

○ジョージ・ウエア退団!

今季ACミランからプレミアのマンチェスター・シティーに移籍してきたFWジョージ・ウエア(34歳、リベリア代表)がジョー・ロイル監督の構想外となり、自主的に退団する運びとなりました。まあ、チームとしてはウエアにいて欲しかったのだと思いますが・・・。多分、他から魅力あるオファーが舞い込んだのでは?というのが私の見方ですが、どうでしょう。

<10月15日>

○ジダン、チャンピオンズリーグ出場停止軽減

先日のチャンピオンズリーグにて一発退場を頂戴してしまったユベントスのジヌティーヌ・ジダン(28歳、フランス代表)が2試合出場停止との事だったのですが、その後見直されて半分の1試合出場停止に落ち着きました。次のラ・コルーニャ戦だけ出られません。ユベントスファンには朗報と言えます。しかし、聞いた話によるとこの問題のジダンのタックル、レッドはおろか彼は相手選手にも触れてないというひどい裁定だったそうです。ラコルーニャは以前好調です、ユベントス、次戦は正念場と言えるでしょう。

<10月13日>

○ベンゲル監督にイングランド代表監督要請あった!

先日12試合出場停止という厳しい処分が下ったアーセナルのフランス人監督アーセン・ベンゲルさんですが、実はその直前にキーガンさんの後任としてイングランド代表監督への要請があったらしいです。これ、おかしな点が二つ。一つはイングランド代表監督にイングランド人以外を呼ぶのならベンゲルさんよりマンチェスター・ユナイテッド監督のサー・アレックス・ファーガソンさんでいいのでは?もう一つはこの話に承諾すれば今回の処分はお咎め無しだったのでしょうか?まあとにかく、すべてはキーガンさんを引っ張り過ぎたイングランド代表協会がだらしなさ過ぎるように思いますが。今、イングランドは2戦してワールドカップ予選グループ順位、最下位です・・・。
○リーズの若手2人の裁判延期
リーズ・ユナイテッド所属のリー・ボウヤーとジョナサン・ウッドゲイトのアジア人に対する暴行容疑の裁判が来年の6月に延期されました。これでリーズにとってみれば確実に今シーズンはこの二人を戦力として失う事はありません。しかし、代表との兼ね合いもありますし、白なんだったらとっとと行えばいいのに・・・なんて気がしないでもないです。

<10月11日>

○ベンゲル監督12試合出場停止!!!

以前8月25日のこのコーナーでも紹介したのですが・・・プレミアシップのアーセナル監督アルセーヌ・ベンゲルさんが開幕戦で審判に暴力的な行為を奮ったとして12試合の出場停止という最大級の重い処分が下りました。11月4日のミドルズブラ戦から適用され、カップ戦を無視すれば来年1月13日予定のチェルシー戦までベンチ入りが禁じられます。私の感覚ではアーセナルはマンチェスター・ユナイテッドと違ってタクティクスの比重が大きく、間違いなくこの影響は悪い形で出る事になるでしょう。(別にマンチェスター・ユナイテッドの監督は誰がやっても一緒と言っているのではありません)もしかしたら、これでアーセナルはチャンピオンズリーグに照準を定める事になるのかもしれませんね・・・。

<10月5日>

○ブラジル代表発表。

ルシェンブルゴ監督が更迭されてから始めてブラジル代表が発表されたのですが、やはりリバウドの名前がありません。結構負傷は深刻なようです。まあ、リバウドはここ2〜3年間まともな休みを取ってませんからいつこうなっても不思議ではなかったのですが・・・。深刻なのはバルセロナ、グアルディオラとリバウド不在で戦わないといけないのです。去年、「リバウドとフィーゴとグアルディオラがいる限りバルサは無敵だ」なんて声が地元ではありましたけどね・・・。あと、あんまり関係ありませんがアーセナル所属のシルビーニョがセレソンに初選出です!試合はロベルト・カルロスに任せて、怪我をしないで頑張ってもらいたいですね!(笑)
○ユーゴスラビア代表の試合、延期
大統領選を控えたユーゴスラビアでは政情不安のために来週のワールドカップ予選が延期になりました。いつものことです (笑)前回のフランスワールドカップ予選の延期はアイルランドのロイ・キーンの故障を治す方に働いてしまいましたが、今回はミハイロビッチの故障待ちできるので、いい事かもしれませんね。・・・いいわけないか (笑)
○ピストーネ故障!
今季なかなかの戦力が揃ったと目されるプレミアシップのエバートン。今シーズン開幕当初ニューキャッスルから移籍してきたアレッサンドロ・ピストーネ(25歳、イタリア)がひざの手術のため半年間戦列を離れます。いい左サイドバックなだけに、これはエバートンにとって大きな痛手ですね。若手のマイケル・ポールがその穴を埋めるのでしょうが・・・うーん。

<10月4日>

○リッピ監督、解任!

セリエA開幕してまだ1試合ですが、開幕前からチャンピオンズリーグの本選出場権を取り逃したり、開幕戦も負けたりと絶不調のインテル・ミラノ。先日名将リッピ監督がロッカールームで選手に向かって「お前らやる気あんのか!」と激を飛ばしたという話は有名ですが・・・。解任されました。後任にはチームのペソッティコーチが昇格する模様。まあ、後任人事はどう転ぶかわかりませんけれど・・・。しかし次のインテルのスタメンの顔ぶれを見れば、果たしてリッピさんはどこに確執を抱えていたのか一目瞭然ですね。レコバ、喜んでいるのかな?(笑)しかしインテル、実際はこんなことをやっている場合ではありません。戦力は十分すぎるほど抱えているのですから。そしてモラッティ会長、監督の首を切ったのはこれで何人目でしょうか?ここまでくるとモラッティさんもなんか気の毒に思えて仕方ありません。
○レドンド手術!
昨年度のチャンピオンズリーグにおけるMVPで今季レアル・マドリードからミランに鳴り物入りで移籍してきたフェルナンド・レドンド(31歳、元アルゼンチン代表)が実はこれから負傷した膝の手術を行うとかで・・・半年間近くの試合出場は絶望的になりました。まあ、同ポジションには一杯タレントを抱えているミランにとってはそれほどのダメージはないのかもしれませんが、これではなんのための移籍だったのか!(笑)また、ザッケローニ監督は実に慎重な方ですから・・・復帰したからといってすぐにポジションを空けるような人ではないですからね(去年のシェフチェンコですらスタメン定着にはかなりの時間がかかりましたもの)まあ、ミランも要は去年の戦力で頑張るよりないと言う事ですね。
○オスカー・オブ・ザ・サッカー結果
昨シーズンのセリエA選手に対して選手が投票して決める賞です。


最優秀選手:フランチェスコ・トッティ(ローマ・イタリア代表)
最優秀国内(イタリア)選手:フランチェスコ・トッティ
最優秀外国選手:アンドレイ・シェフチェンコ(ミラン・ウクライナ代表)
最優秀若手選手:ロベルト・バローニオ(昨季レジーナ現ラツィオ・イタリア)
最優秀GK:フランチェスコ・トルド(フィオレンティーナ・イタリア代表)
最優秀DF:アレッサンドロ・ネスタ(ラツィオ・イタリア代表)
最優秀監督:ズベン・ゴラン・エリクソン(ラツィオ・スウェーデン)


選手の投票によって決まるんですが・・・選手達は本当にバローニオなんて見ていたんですかね?(笑)まあ、順当といえば順当かもしれません。ベーロンが選出されないあたりはやはりEUパスポート問題が絡んでいるのかもしれませんね。
○ミハイロビッチ、代表引退撤回!
今年の欧州選手権ですでにユーゴスラビア代表からは退くと発言していたシニシャ・ミハイロビッチ(31歳、ユーゴスラビア)ですが、この度復帰するそうです。次のワールドカップ予選のフェロー諸島戦には復帰する見込み。しかしミハイロビッチ、顔面骨折とはいえジェイソンみたいなフェイスガードはなんか見ている方が怖いです。
○コリモア、移籍リストへ!
現在プレミアシップで37年ぶりの首位を満喫しているレスター、そのレスターが抱える問題児FWスタン・コリモア(29歳、元イングランド代表)がこの度移籍リストに名を連ねることとなってしまいました。思えばレスターはエミール・ヘスキーの代役としてコリモアを獲得、すぐに活躍と同時に骨折、そして今季はやってくれそうだなの矢先に前節のエバートン戦で相手に暴力・・・。今の好調な流れを考えると、このコリモア放出?は正解なのかもしれません。さて、次にこのジョーカーを引くのはいったいどのチームでしょうか?
○↓(お詫び)バティ、南米へ!
バティは南米に行かないのでは?と書きましたが、すでに行ってます。間違いでした。まあ、ひざの調子が良くないため、南米予選に出場するかどうかは微妙なのだそうです。

<10月3日>

○レーハーゲル監督が辞任!

ドイツ・ブンデスリーガのカイザースラウテルン監督オットー・レーハーゲルが辞任を表明しました。ブンデスリーガにおける不振に対する責任を取った形です。私的には監督がどうこうよりもユーリ・ジョルカエフの故障が響いているだけのように思うのですが・・・。
○バティ、南米予選拒否!
これは一種のゴシップなんですが、ガブリエル・バティストゥータ(31歳、アルゼンチン代表)がこの先当分は所属するローマに専念したいため南米予選の試合でアルゼンチンには帰らないと発言したそうです。これの何がニュースかというと・・・アルゼンチンうんぬんよりローマ、いよいよアタック陣が溢れているというのにこれではターンオーバー制が逆に本末転倒になってしまうように思えること。そしてバティは外国籍選手ですが、これではグレンコやサムエル、中田に影響があるようなないような・・・。

<10月2日>

○セリエA開幕!

無事セリエAが開幕し、2000-2001シーズンの熱き戦いが始まりました!ただ、今季鳴り物入りで移籍したりしてきたような選手が意外と怪我などで開幕に間に合っていませんでした。代表的なのはフェルナンド・レドンド(ミラン)、アンジェロ・ペルッツィ、エルナン・クレスポ(共にラツィオ)エメルソン(ローマ)などなど。因みにのっけからインテルが負けてます、困ったものです。
○イングランドダービー(!?)はアーセナルに軍配!
イングランド・プレミアシップの天王山とも言える第8節のアーセナルvsマンチェスター・ユナイテッドの試合が行われ、ホームのアーセナルが前半にティエリ・アンリ(フランス代表)の超ウルトラスペシャルループシュート!による1点を守り切り勝利しました!アーセナルはチャンピオンズリーグでも目下3連勝と好調なのに対して、マンチェスター・ユナイテッドはPSV戦に続く連敗。両者の明暗がくっきりとわかれました。なお、この両チームは同じ4勝3分け1敗の勝ち点15でレスターに勝ち点差1の2位で並んでいます。しかしマンチェスター・ユナイテッド、スタムの不在はやはり痛いのか・・・一方アーセナルはビエイラの出場停止がこれで解けますがよく持ちこたえました。